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コートを真っ二つに割るような攻撃、それがパイプ(NOTE)


 パイプ攻撃には「ブロッカーの間に1本の管(パイプ)を通すような攻撃」の意味があり、両サイドからのファースト・テンポに対応するためにスプレッド・シフトで構えた相手のブロック陣型の間隙を付く戦略意図のもと、後衛センター付近から繰り出すバック・アタックこそが、“チーム戦術としての” パイプ攻撃と言えます。

 ちなみに、アメリカでのパイプ攻撃の語源として、野球でベースを真っ二つに割るような、ど真ん中のストライクを “pipe”、また、ゴルフでもまっすぐに飛んだナイス・ショットを “straight down the pipe” と呼ぶことがあり、他のボール・ゲームでも真ん中に風穴を開けるような打球を “パイプ” と呼ぶことからも、エンド・ラインから真ん中にズバッと切り込んでくるスパイクを「パイプ」と呼び始めた、という説もあります。