固定項目:ディグ

提供: e-Volleypedia(eバレーペディア)
移動: 案内検索

バレーボール用語

   ディグ    -- DIG --   




相手チームから飛んでくるボールを受ける動作(レセプションを除く)


 ディグ(dig)は英語の「(地面などを)掘る」という動詞ですが、バレーボールではレシーブ動作の中でも、レセプション以外のすべての動作に使用する用語です。アンダーハンド・パスだけでなく、オーバーハンド・パスで受けても、あるいは脚や頭で受けても、それはディグとなります。また、ディグを行う選手を「ディガー」と呼びます」

 ディグという用語はビーチバレーを語源にしているという言い伝えがあります。その理由は、砂を掘り返すようなフォーム(特にアンダーハンド・パス)でボールを受けるためと言われています。

 ビーチバレーでは、両手の指を用いてボールを持ち上げるように受ける独特のオーバーハンド・パスをビーチ・ディグ(beach dig)と呼びます。

 アタックに対してディグという用語が使用されるようになった理由として、「アタック(攻撃)」という用語に対して「ブロック(防御)」という呼応関係となる用語があるように、「サービス(供給)」に対してすでに「レセプション(受領)」という関係が確立していたため、「アタック」に対する動作にビーチバレー用語として使われていた「ディグ」を充てたと考えられています。

 現在では国際大会における公式記録では、レセプション以外のボールを受ける動作は、スパイク・カバーなどを含めてすべてディグと判定されます。


類義語:スパイク・レシーブ

関連語レシーブレセプションディガー


NOTE

固定項目:ディグにおける構えの選択