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今やバレーボールの戦術はバック・アタック抜きでは語れない(NOTE)

 バック・アタックは、かつてはチーム内で攻撃力の突出した1人のアタッカーが、後衛に回ってもスパイクを打つという、個人技としてのプレーでした。

 しかし、1970年代後半のポーランド男子ナショナル・チームや、1980年代のアメリカ男子ナショナル・チームなどが、チーム戦術の中に組み込むようになったことをきっかけに、世界中に広まりました。1990年代に入ると女子でも世界的に用いられるようになり、今ではバック・アタック抜きにはバレーボールは語れないほどになりました。