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 「ネット上端より高い位置からボールを打ち込む」スパイクは今ではあたりまえのプレーですが、バレーボール誕生直後から行われたプレーではありません。草創期のバレーボールはネット高が約180cmしかなかったのでジャンプの必要がなく、ボールをただ打ち合うだけの競技でした。しかし、日本より早くバレーボールが普及していたフィリピン・チームは、バドミントンのジャンピング・スマッシュを取り入れ、ジャンプ後の高い打点からアタックする “スマッシング(smashing)” を1917年当時に行っていました。対戦した日本チームは驚異の目で見るしかなかったといいます。このスマッシングが現在のスパイクの原型ですが、やがてネット高が上げられ、アタックはジャンプして行うことがあたりまえとなっていきました。
 
 「ネット上端より高い位置からボールを打ち込む」スパイクは今ではあたりまえのプレーですが、バレーボール誕生直後から行われたプレーではありません。草創期のバレーボールはネット高が約180cmしかなかったのでジャンプの必要がなく、ボールをただ打ち合うだけの競技でした。しかし、日本より早くバレーボールが普及していたフィリピン・チームは、バドミントンのジャンピング・スマッシュを取り入れ、ジャンプ後の高い打点からアタックする “スマッシング(smashing)” を1917年当時に行っていました。対戦した日本チームは驚異の目で見るしかなかったといいます。このスマッシングが現在のスパイクの原型ですが、やがてネット高が上げられ、アタックはジャンプして行うことがあたりまえとなっていきました。

2014年9月30日 (火) 05:42時点における最新版

スパイクはフィリピンから伝わった(NOTE)


 「ネット上端より高い位置からボールを打ち込む」スパイクは今ではあたりまえのプレーですが、バレーボール誕生直後から行われたプレーではありません。草創期のバレーボールはネット高が約180cmしかなかったのでジャンプの必要がなく、ボールをただ打ち合うだけの競技でした。しかし、日本より早くバレーボールが普及していたフィリピン・チームは、バドミントンのジャンピング・スマッシュを取り入れ、ジャンプ後の高い打点からアタックする “スマッシング(smashing)” を1917年当時に行っていました。対戦した日本チームは驚異の目で見るしかなかったといいます。このスマッシングが現在のスパイクの原型ですが、やがてネット高が上げられ、アタックはジャンプして行うことがあたりまえとなっていきました。