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 1990年代に入ると、特に男子バレーボール界はサーブ力増強の時代へと移り、強力なスパイク・サーブを打つプレーヤーが増えてきました。そこへ、ルール改正によりネットイン・サーブが可能となってサーブ・ミスの恐れが減少し、またラリー・ポイント制へ移行したことでサーブの重要性がさらに増大し、サーブ速度の増加傾向に拍車がかかりました。
 
 1990年代に入ると、特に男子バレーボール界はサーブ力増強の時代へと移り、強力なスパイク・サーブを打つプレーヤーが増えてきました。そこへ、ルール改正によりネットイン・サーブが可能となってサーブ・ミスの恐れが減少し、またラリー・ポイント制へ移行したことでサーブの重要性がさらに増大し、サーブ速度の増加傾向に拍車がかかりました。

2014年9月30日 (火) 05:43時点における最新版

スパイク・サーブの行く末は・・・?(NOTE)


 1990年代に入ると、特に男子バレーボール界はサーブ力増強の時代へと移り、強力なスパイク・サーブを打つプレーヤーが増えてきました。そこへ、ルール改正によりネットイン・サーブが可能となってサーブ・ミスの恐れが減少し、またラリー・ポイント制へ移行したことでサーブの重要性がさらに増大し、サーブ速度の増加傾向に拍車がかかりました。

 日本男子代表のスターティング・メンバーのサーブの種類を調べると、1990年代前半には6人全員がフローター・サーブであったのに対し、2000年シドニー五輪予選時には4〜5人がスパイク・サーブになっていました。

 しかし、2000年以降は “強いサーブだけで得点する” という考え方から、強弱をつけて「サーブ&ブロック(またはディグ・アタック)」で、ミスを最少にしながらより多くの得点につなげる、戦略性の高いサーブへと変わっていきました。特に、一人のプレーヤーが、ゲームの場面(流れ)によって打つサーブの強さや種類を変えるシーンも見られます。

 スパイク・サーブ増加の傾向は、女子でも同様に見られましたが、現在ではやや沈静化しつつあります(「ジャンプ・フローター・サーブ」のNOTE参照)。