「固定項目:ダイレクト・デリバリー」の版間の差分
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+ | #[https://www.facebook.com/media/set/?set=a.754771547876597.1073741835.640370385983381&type=3 日本のバレー関係者の間で、最も誤解が多い【ダイレクト・デリバリー】と【インダイレクト・デリバリー】(p076)の概念(その2)] | ||
+ | #[https://www.facebook.com/media/set/?set=a.792315290788889.1073741837.640370385983381&type=3 日本のバレー関係者の間で、最も誤解が多い【ダイレクト・デリバリー】と【インダイレクト・デリバリー】(p076)の概念(その3)] |
2014年10月19日 (日) 13:52時点における版
バレーボール用語
ダイレクト・デリバリー(法) -- DIRECT DELIVERY -- |
先に助走するアタッカーの打点に向かって、直線的な軌道、すなわちセット軌道の頂点からその手前の段階でボール・ヒットさせようとするセット方法
セッター位置から離れたスロット5の位置からのファースト・テンポ(51)を繰り出すためのセット方法として、『セリンジャーのパワーバレーボール』(ベースボール・マガジン社)の中で登場する概念です。アタッカーの最高到達点に向かって最短距離でボールを供給しようとする方法ですが、アタッカーのタイミングが一瞬でもずれると、ボールをヒットすることが技術的に極めて難しくなります。
一方、セッター位置に近接するスロットならダイレクト・デリバリーが可能かもしれませんが、いずれにせよ確実にボール・ヒットしようとすれば、アタッカーにはセット軌道に合わせて助走する意識が働き、短い助走距離でジャンプして小さなスイングでボールを打つ形になり、高さやパワーが損なわれます。セッターも確実にボール・ヒットさせようとして、アタッカーの最高到達点より低い位置をめがけてボールを供給し、アタッカーの打点高や幅を損なう結果になりがちです。
セット・アップからボール・ヒットまでの時間を短縮しようとしてプレーする際に用いられるセット方法ですが、スロット位置に関わらず、リスクの大きいセット方法と言えます。
関連語:
インダイレクト・デリバリー、マイナス・テンポ