「固定項目:ブロード攻撃」の版間の差分
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+ | '''同義語'''ワン・レグ・スパイク、ランニング・スパイク |
2014年8月10日 (日) 17:18時点における版
バレーボール用語
ブロード攻撃 -- SLIDE -- |
片足踏み切りでジャンプをして打つアタック
アタッカーが片足踏み切りでジャンプ(ワン・レグ・ジャンプ)をして、体がネットに平行に流れながら(スライドしながら)打つアタックです。
ジャンプをした位置から着地位置までの距離が長い(幅がある)ため、日本では「ブロード攻撃」という言葉が主流になりました。
日本では右利きのアタッカーの場合は、ボールをヒットする位置によって3種類に区分するのが一般的で、セッター定位置よりライト側1m以内でヒットするものを「Cワイド」、セッター定位置よりライト側1~2mの位置でヒットするものを「ワイド」、ライト側のサイド・マーカー付近でヒットするものを「L(エル)」と呼んでいます。これをスロット位置と助走テンポを用いて表現すると、「Cワイド」がA1、「ワイド」がB1またはB2、「L」がC1またはC2となります。
通常の両足踏み切りで打つアタックなら、例えばB1とB2ではセット軌道を変える必要がありますが、ブロード攻撃が特徴的なのは、アタッカーが片足踏み切りでジャンプし てネットに平行にスライドしながら打つため、ファースト・テンポのコンセプトでアタッカーが踏み切り動作を行って、それに合わせてセッターがセットしていても、アタッカーが空中でボールをヒットするタイミングを変 えて、ボールと一緒にネットに平行にスライドしながら、ヒットするスロット位置を変えることが可能な点です。その場合、セット軌道に合わせて打つことになるため、ファースト・テンポのセット軌道をセカンド・テンポで打つことになります。
同義語ワン・レグ・スパイク、ランニング・スパイク