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ブロード攻撃
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 アタッカーが片足踏み切りでジャンプ(ワン・レグ・ジャンプ)をして、体がネットに平行に流れながら(スライドしながら)打つアタックです。
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 ジャンプをした位置から着地位置までの距離が長い(幅がある)ため、日本では「ブロード攻撃」という言葉が主流になりました。
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 日本では右利きのアタッカーの場合は、ボールをヒットする位置によって3種類に区分するのが一般的で、セッター定位置よりライト側1m以内でヒットするものを「Cワイド」、セッター定位置よりライト側1~2mの位置でヒットするものを「ワイド」、ライト側のサイド・マーカー付近でヒットするものを「L(エル)」と呼んでいます。これを[[固定項目:スロット|スロット]]位置と助走[[固定項目:テンポ|テンポ]]を用いて表現すると、「Cワイド」がA1、「ワイド」がB1またはB2、「L」がC1またはC2となります。
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'''同義語''':ワン・レグ・スパイク、ランニング・スパイク
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== 参考文献 ==
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[http://blogs.yahoo.co.jp/contact20052000/54957039.html 単脚背飛(『area71』より)]

2014年10月14日 (火) 22:54時点における最新版

バレーボール用語

   ブロード攻撃    -- SLIDE --   




片足踏み切りでジャンプをして打つアタック


 アタッカーが片足踏み切りでジャンプ(ワン・レグ・ジャンプ)をして、体がネットに平行に流れながら(スライドしながら)打つアタックです。

 ジャンプをした位置から着地位置までの距離が長い(幅がある)ため、日本では「ブロード攻撃」という言葉が主流になりました。

 日本では右利きのアタッカーの場合は、ボールをヒットする位置によって3種類に区分するのが一般的で、セッター定位置よりライト側1m以内でヒットするものを「Cワイド」、セッター定位置よりライト側1~2mの位置でヒットするものを「ワイド」、ライト側のサイド・マーカー付近でヒットするものを「L(エル)」と呼んでいます。これをスロット位置と助走テンポを用いて表現すると、「Cワイド」がA1、「ワイド」がB1またはB2、「L」がC1またはC2となります。

 通常の両足踏み切りで打つアタックなら、例えばB1とB2ではセット軌道を変える必要がありますが、ブロード攻撃が特徴的なのは、アタッカーが片足踏み切りでジャンプしてネットに平行にスライドしながら打つため、ファースト・テンポのコンセプトでアタッカーが踏み切り動作を行って、それに合わせてセッターがセットしていても、アタッカーが空中でボールをヒットするタイミングを変えて、ボールと一緒にネットに平行にスライドしながら、ヒットするスロット位置を変えることが可能な点です。その場合、セット軌道に合わせて打つことになるため、ファースト・テンポのセット軌道をセカンド・テンポで打つことになります。


同義語:ワン・レグ・スパイク、ランニング・スパイク


参考文献

単脚背飛(『area71』より)