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ラウンドハウス(ROUNDHOUSE)の意味は?(NOTE)


 「ラウンドハウス・サーブ」という名称がしばしば使われていましたが、用法にやや混乱が見られていました。これは〝ラウンドハウス〟という言葉が「何を表しているのか?」がわかりにくいことが、その理由でしょう。

 日本で言うところの「オーバーハンド・サーブ(いわゆるフローター・サーブではないほう)」、「サイドハンド・サーブ」のことを、海外では「ラウンドハウス・サーブ」といいます。

 共通しているのは、腕を伸ばして大きく振り回すようにスイングして打つことです。「ラウンドハウス」の元々の意味は「円形の機関車庫」のことですが、スポーツにおいては、特に、ボクシングのパンチで、腕を伸ばして大きく振ったような動作を指して用いられています。

 一方、「オーバーハンド」、「サイドハンド」、「アンダーハンド」という言い方は、起源は定かではありませんが、野球の投手の投法である上手投げ(overhand [overarm] throw)、横手投げ(sidehanded [sidearm] throw)、下手投げ(underhanded [underarm] throw)などと同様に使用されたものだと考えられます。

 つまり、「オーバー」、「サイド」、「アンダー」は、腕をスイングする(ボールを打つ)位置、「ラウンドハウス」は腕のスイングの仕方と、それぞれ異なるものを表している用語なのです。