「固定項目:ワン・タッチ」の版間の差分

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'''ブロッカーの手にボールが当たること'''
 
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6人制ルールにおいては、1997年のルール改正までは、ブロックのボール接触もファースト・コンタクトとしてカウントされていました(ただし、9人制やビーチバレーでは現在も、ブロック時の接触をファースト・コンタクトとして数えます)。
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ワン・タッチしたボールは、
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<li>シャット・アウトとなる場合(ブロック側のチームの得点)
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<li>アタック側のチームがディグしてラリーが継続する場合
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<li> 2. の場合、アタック側のチームが「リバウンドを(うまく)とった」と表現され、
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ことが多いようです。 3. のみがブロッカー視点の表現で、 2. と 4. はアタッカー視点の表現であり、日本ではボールがブロッカーの手に当たることを、アタッカー視点で見ることが多い印象です。これをブロッカー視点で見たものが、国際大会の公式記録帳票でのブロック集計であり、
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<li> 1. を「ブロック決定(stuff block)」
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<li> 2. と 3. を併せて「リバウンド(rebound)」
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<li> 4. を「ブロック・ミス(fault)」
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としてカウントしています。

2014年7月29日 (火) 03:10時点における版

ワン・タッチ (A Touch on Block)

ブロッカーの手にボールが当たること


6人制ルールにおいては、1997年のルール改正までは、ブロックのボール接触もファースト・コンタクトとしてカウントされていました(ただし、9人制やビーチバレーでは現在も、ブロック時の接触をファースト・コンタクトとして数えます)。

ワン・タッチしたボールは、

  1. シャット・アウトとなる場合(ブロック側のチームの得点)
  2. アタック側のチームがディグしてラリーが継続する場合
  3. ブロック側のチームがディグしてラリーが継続する場合
  4. アウト・オブ・バウンズとなる場合(アタック側のチームの得点)

があり、日本では 

  • 2. の場合、アタック側のチームが「リバウンドを(うまく)とった」と表現され、
  • 3. の場合、ブロック側のチームが「ワン・タッチを(うまく)とった」と表現され、
  • 4. の場合、アタック側のチームが「ブロック・アウトを(うまく)とった」と表現される 、

ことが多いようです。 3. のみがブロッカー視点の表現で、 2. と 4. はアタッカー視点の表現であり、日本ではボールがブロッカーの手に当たることを、アタッカー視点で見ることが多い印象です。これをブロッカー視点で見たものが、国際大会の公式記録帳票でのブロック集計であり、

  • 1. を「ブロック決定(stuff block)」
  • 2. と 3. を併せて「リバウンド(rebound)」
  • 4. を「ブロック・ミス(fault)」

としてカウントしています。