「固定項目:平行トス」の版間の差分

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 オープン・トスと対比して用いられる用語です。オープン・トスよりも頂点高が低い軌道のセットを指しており、「ネットの白帯に平行な軌道に見える」という意味で「平行トス」と呼ばれています。しかし、セットされたボールの軌道は放物線を描くので、実際に白帯と平行にはなりません。上方向に送り出されるオープン・トスに対応する用語として、横方向に送り出されるセット、という大まかな区分で使われています。
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 また、セットする方向を「レフト平行」「ライト平行」などと明示し、それを打つアタック自体を呼称するのにも用いられています。レフト方向への平行トスをファースト・テンポのコンセプトで打てばそれは51であり、セカンド・テンポのコンセプトで打てばそれは52ですから、同じアタッカーが打つ場合でもセット軌道が変わります。同様に「ライト平行」はファースト・テンポではC1、セカンド・テンポではC2となります。
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 また、セットする方向を「レフト平行」「ライト平行」などと明示し、それを打つアタック自体を呼称するのにも用いられています。レフト方向への平行トスを[[固定項目:ファースト・テンポ(テンポ1)|ファースト・テンポ]]のコンセプトで打てばそれは51であり、[[固定項目:セカンド・テンポ(テンポ2)|セカンド・テンポ]]のコンセプトで打てばそれは52ですから、同じアタッカーが打つ場合でもセット軌道が変わります。同様に「ライト平行」は[[固定項目:ファースト・テンポ(テンポ1)|ファースト・テンポ]]ではC1、[[固定項目:セカンド・テンポ(テンポ2)|セカンド・テンポ]]ではC2となります。
  
  
 
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2014年9月24日 (水) 00:13時点における版

バレーボール用語

   平行トス    -- SHOOT SET --   




セット軌道の頂点高を低くし、前衛両サイドのアタッカーへ水平方向に流すように供給するセット

 オープン・トスと対比して用いられる用語です。オープン・トスよりも頂点高が低い軌道のセットを指しており、「ネットの白帯に平行な軌道に見える」という意味で「平行トス」と呼ばれています。しかし、セットされたボールの軌道は放物線を描くので、実際に白帯と平行にはなりません。上方向に送り出されるオープン・トスに対応する用語として、横方向に送り出されるセット、という大まかな区分で使われています。

 また、セットする方向を「レフト平行」「ライト平行」などと明示し、それを打つアタック自体を呼称するのにも用いられています。レフト方向への平行トスをファースト・テンポのコンセプトで打てばそれは51であり、セカンド・テンポのコンセプトで打てばそれは52ですから、同じアタッカーが打つ場合でもセット軌道が変わります。同様に「ライト平行」はファースト・テンポではC1、セカンド・テンポではC2となります。


関連語:レフト平行、ライト平行、オープン・トス