固定項目:踏み切り

提供: e-Volleypedia(eバレーペディア)
2014年8月10日 (日) 20:20時点におけるKatsutaro tegawa (トーク | 投稿記録)による版

移動: 案内検索

バレーボール用語

   踏み切り    -- TAKE OFF --   




助走の後、床面(地面)を蹴って空中に飛び上がること


バレーボールのスパイク・ジャンプは、床から鉛直方向に高く跳ぶことが多いので、助走で得られた水平方向のエネルギーを、踏み切り時に鉛直方向へと転換する必要があります。そのため、助走時の足の運びは、陸上競技の走り幅跳びなどとは、やや異なります。

踏み切りはブロード攻撃の際に行う片足踏み切り以外では、両足で踏み切ることが基本です。

最後の2歩で両足が接地しますが、そこに踏み込む際に腕を大きく後ろに振り上げ、その腕を勢いよく振り下ろすことで、股関節以下の力を大きく発揮させることができます。この腕を大きく後ろに振り上げる動作を「バック・スイング」と呼び、そこから振り下ろすのを「振り込み」と呼んでいます。

右利きの場合、最後の2歩は通常「右」→「左」の順につきます(順足)が、「左」→「右」の順につく選手もいて、これを“逆足(goofy foot/グーフイー・フット)”と呼びます。通常、最後の2歩をつく時間には少しの差が ありますが、両足を同時に踏み切る方法もあり、「ホップ・ジャンプ(hop jump)」または“(狭義の)両足踏み切り”と呼びます。