http://volleypedia-jp.org/mediawiki/index.php?title=%E7%89%B9%E5%88%A5:%E6%96%B0%E3%81%97%E3%81%84%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8&feed=atom&hidebots=1&hideredirs=1&limit=50&offset=&namespace=600&username=&tagfilter=
e-Volleypedia(eバレーペディア) - 新しいページ [ja]
2024-03-28T12:15:27Z
提供: e-Volleypedia(eバレーペディア)
MediaWiki 1.23.1
http://volleypedia-jp.org/mediawiki/index.php/%E5%8D%94%E8%AD%B0%E9%A0%85%E7%9B%AE:%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%87%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%8D%E3%82%A4%E3%83%AD%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%83%E3%82%AF%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E3%83%90%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%AB%E7%AB%B6%E6%8A%80
協議項目:リオデジャネイロオリンピックにおけるバレーボール競技
2016-07-24T02:11:49Z
<p>Katsutaro tegawa: ページを作成</p>
<hr />
<div>[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%87%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%8D%E3%82%A4%E3%83%AD%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%83%E3%82%AF%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E3%83%90%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%AB%E7%AB%B6%E6%8A%80 wikipedia]では試合結果などについてまとめられるはずなので、それ以外の部分についてこちらで集約したい。<br />
主に、各試合の動画(公式)へのリンクや、それぞれの試合についての記事についてのリンクなどを考えている。</div>
Katsutaro tegawa
http://volleypedia-jp.org/mediawiki/index.php/%E5%8D%94%E8%AD%B0%E9%A0%85%E7%9B%AE:%E3%80%8C%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%83%E3%83%81%EF%BC%86%E3%82%B9%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%80%8C%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%91%E3%82%B9%E3%80%8D%E3%81%AE%E5%8C%BA%E5%88%A5%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6
協議項目:「キャッチ&スロー」と「オーバーハンド・パス」の区別について
2016-01-21T02:41:18Z
<p>Yasunari mimura: 図3(b)を追加</p>
<hr />
<div>{{VMPoolArticle|「キャッチ&スロー」と「オーバーハンド・パス」の区別について|三村泰成|鶴岡高専}}<br />
<br />
<br />
<br />
== 腕だけを模した単純な力学モデル ==<br />
<br />
<br />
キャッチ&スローは、「ボールの勢いを意識的に吸収し、意識的に筋力を用いてボールを投げる」というのが主な動作だと考えられます。それゆえ、手首に筋肉を取り付けた図1のようなモデルを考えます。ここで、筋肉は縮む方向にのみ力を発揮すると考えます。<br />
<br />
<br />
{| class="wikitable" align="center"<br />
| [[ファイル:spring_throw_fig01.png|640px]]<br />
|-<br />
| | '''図1 キャッチ&スローの力学モデル'''<br />
|}<br />
<br />
<br />
オーバーハンド・パスは、「ボールの勢いをバネで受け止め(弾性エネルギーに変換)、バネの力を利用してボールを飛ばす」というのが主な動作であると考えられます。それゆえ、手首にバネを取り付けた図2のようなモデルを考えます。ここで、バネは伸びるときにエネルギを吸収し、縮むときにエネルギを放出すると考えます。バネの伸び縮みは、脳から命令して実施するような、意識的な動作ではありません。<br />
<br />
<br />
{| class="wikitable" align="center"<br />
| [[ファイル:spring_throw_fig02.png|640px]]<br />
|-<br />
| | '''図2 オーバーハンド・パスの力学モデル'''<br />
|}<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
== キャッチ&スローの動作手順 ==<br />
<br />
図3にキャッチ&スローの動作手順を示します。<br />
<br />
<br />
{| class="wikitable" align="center"<br />
| [[ファイル:spring_throw_fig03.png|640px]]<br />
|-<br />
| | '''図3(a) キャッチ&スローの動作手順'''<br />
|}<br />
<br />
{| class="wikitable" align="center"<br />
| [[ファイル:spring_throw_fig03_b.png|640px]]<br />
|-<br />
| | '''図3(b) キャッチ&スローの動作手順'''<br />
|}<br />
<br />
<br />
<br />
* ①、② ボールが落下してきます。<br />
* ③ ボールと手が接触します。腕を意識的に縮めることでボールの勢いを吸収します。<br />
* ④ ボールの勢いを完全に吸収し、ボールが停止します。<br />
* ⑤、⑥ 筋力を用いてボールを投げます。<br />
* ⑥ ボールが手から離れても、投げきります(フォロースルー)。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
== オーバーハンド・パスの動作手順 ==<br />
<br />
図4にオーバーハンド・パスの動作手順を示します。<br />
<br />
<br />
{| class="wikitable" align="center"<br />
| [[ファイル:spring_throw_fig04.png|640px]]<br />
|-<br />
| | '''図4 オーバーハンド・パスの動作手順'''<br />
|}<br />
<br />
<br />
* ① ボールが落下してきます。<br />
* ② ボールが落下してきている間に、腕を曲げて準備します。<br />
* ③ ボールにたいして腕を伸ばしていき、ボールと手が接触します。ボールの勢いと腕の勢いでバネが伸び始めます。<br />
* ④ バネの伸びが最大に達し、手首に対して相対的にボールが停止しますが、肘は常に伸展方向に運動し続けます。<br />
* ⑤ バネが縮むのに合わせて思い切り肘を伸ばしきります。<br />
* ⑥ ボールが手から離れても、腕全体を手首まで伸ばしきります(フォロースルー)。<br />
<br />
<br />
== 随意運動と不随意運動 ==<br />
<br />
「キャッチ&スロー」は、脳から命令して運動を行うような随意運動であると考えられます。これに対し、バネの伸縮は、脳からの命令で実践するような反応速度では間に合わないので、不随意運動であると考えられます。それゆえ、「オーバーハンド・パス」は、不随意運動が主動作であると思われます。図5に「必要な消費エネルギ」と「手の速度」をグラフ化した概念図を示します。「キャッチ&スロー」で実現できる速度には限界があると考えられ、「オーバーハンド・パス」の力学現象とは、非連続になっていると思われます。手の速度を上げるためには、バネ弾性を利用することが不可欠です。<br />
<br />
<br />
指導において、「キャッチ&スロー」と「オーバーハンド・パス」は、全く異なる力学的現象であることを認識する必要があります。それゆえ、「キャッチ&スロー」だけでは、バネ弾性を感じることは不可能であり、「突きトス」のようなトレーニングを用いて、安全にバネ弾性を感じることが重要になってきます。もちろん、バネ弾性だけではボールは飛ばせないので、力を加えるタイミングについては、'''「[[協議項目:オーバーハンドパスにおける力を負荷するタイミング]]」'''も参照してください。<br />
<br />
<br />
{| class="wikitable" align="center"<br />
| [[ファイル:spring_throw_fig05.png|640px]]<br />
|-<br />
| | '''図5 キャッチ&スローとオーバーハンド・パスの非連続性'''<br />
|}<br />
<br />
== 目視による「キャッチ&スロー」と「オーバーハンド・パス」の判別方法 ==<br />
<br />
オーバーハンド・パスではボールが手に触れてから以後は、肘が伸展方向にしか動きません。ボールの勢いはバネ弾性のみを用いて吸収します。これに対して、ボールが手に触れてから、肘を屈曲方向に動かしてボールの勢いを吸収した場合には、'''キャッチ'''したと判別できます。</div>
Yasunari mimura
http://volleypedia-jp.org/mediawiki/index.php/%E5%8D%94%E8%AD%B0%E9%A0%85%E7%9B%AE:%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%91%E3%82%B9%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E5%8A%9B%E3%82%92%E8%B2%A0%E8%8D%B7%E3%81%99%E3%82%8B%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0
協議項目:オーバーハンドパスにおける力を負荷するタイミング
2015-12-30T07:23:53Z
<p>Yasunari mimura: 「キャッチ&スロー」と「オーバーハンドパス」を追加</p>
<hr />
<div>{{VMPoolArticle|オーバーハンドパスにおける力を負荷するタイミング|三村泰成|鶴岡高専}}<br />
<br />
<br />
== バネ(腱)とアクチュエータ(筋)の力学モデル ==<br />
<br />
まず、サッカーボール、バレーボール5号球、バレーボール軽量4号球を1m程度の高さからバウンドさせたときの床反力と時間の関係を図1に示します。ボールが弾性エネルギー(図示されている面積は力積です)を蓄えて放出する状態(バネが縮んで伸びる状態)が見られ、0.01秒という一瞬の現象です。<br />
<br />
<br />
{| class="wikitable" align="center"<br />
| [[ファイル:Timing_of_overpass_01_bound_ball.png|640px]]<br />
|-<br />
| | '''図1 ボールがバウンドしたときの床反力'''<br />
|}<br />
<br />
<br />
図2はボールがバウンドしている模式図です。かなりのエネルギはボールに吸収されると考えられ、力積は小さくなると考えられます。赤い部分の力積(面積)が跳ね返るときの初速度に変換されます。<br />
<br />
※[ボールの打ち出し速度] = [力積]/[ボールの質量]<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
では、図3のようにボールと床の間にボールよりもエネルギを蓄積し、放出できるバネを置いてみます。バネが縮むことでエネルギを蓄積し、伸びることでエネルギを放出します。つまり、ボールが高く跳ね返ります。蓄積した力積と放出する力積は同じです。外見では、バネがボールを素早くキャッチ&スローしているように見えるはずです。<br />
<br />
{| class="wikitable" align="center"<br />
| [[ファイル:Timing_of_overpass_02_bound_ball.png|240px]] || [[ファイル:Timing_of_overpass_03_bound_ball_spring.png|240px]] <br />
|-<br />
| '''図2 ボールバウンド力''' || '''図3 下にバネバウンド''' <br />
|}<br />
<br />
<br />
下にバネが入った状態は、次のような動画をイメージしてください。<br />
※実際には、高く跳ね返るのにバランスボールの運動エネルギも加わっています。あくまで、床とボールの間に「バネ」が存在するイメージとして見てください。<br />
<br />
<youtube>KgL1aqmjzx0</youtube><br />
<br />
<br />
<br />
次にばねが伸びる瞬間に力を加えるとどうでしょうか。図4のような模式図を考えます。出力側の力積が大きくなるはずであり(赤い面積)、ボールはより高く飛ぶはずです。人間の身体全体の筋腱でバネ(腱)とアクチュエータ(筋)を形成していると考えると、おそらく、0.2秒程度の短時間でこの動作を終了していると予測されます。<br />
<br />
※0.2秒という時間は、ジャンプの研究からの予想です。時間については、より詳細な検証が必要です。<br />
<br />
{| class="wikitable" align="center"<br />
| [[ファイル:Timing_of_overpass_04_spring_actuator.png|640px]]<br />
|-<br />
| | '''図4 身体全体が筋腱複合体'''<br />
|}<br />
<br />
これは、ホッピングやロイター板を用いたジャンプと似たようなタイミングになると考えられます。図5にホッピングを用いたときのジャンプの模式図を示します。適切なタイミングで力を加えることで高くジャンプできます。動画を検証すると、ホッピングの場合、着地から離床までは、0.2秒程でした。<br />
<br />
<br />
{| class="wikitable" align="center"<br />
| [[ファイル:Timing_of_overpass_05_hopping.png|640px]]<br />
|-<br />
| | '''図5 ホッピングの模式図'''<br />
|}<br />
<br />
<br />
ホッピング:<br />
<youtube>L7tek1-9ZPo</youtube><br />
<br />
<br />
池谷直樹氏のロイター板を用いたジャンプ:<br />
<youtube>ryhrFr11i10</youtube><br />
<br />
<br />
実際に身体の中で何が起こっているかはさておき、外から見て、身体全体で実践している仕事は、上述のようなものであると考えられます。身体全体をバネとして利用するためには床反力が不可欠です。床とボールの間に、まっすぐ身体が位置しなければ、弾性エネルギを蓄えることも、使い切ることもできません。これは、'''【[[協議項目:オーバーハンド・パスと床反力]]】'''でお話したとおりです。<br />
<br />
<br />
== トレーニングについて ==<br />
<br />
手がバネになり、床反力を利用してボールを飛ばす感覚をつかむためには、以下のような練習があります(発案者はそれを「突きトス」と呼んでいました。「トス」と呼んでいますが、トレーニングのやり方です)。<br />
【実際の初心者段階における指導方法について】は、'''[http://blogs.yahoo.co.jp/taknunomura/39082058.html こちら(ブログ)]'''と<br />
'''[http://togetter.com/li/793732 こちら(ツイッター)]'''にも詳しくあります。<br />
<br />
<br />
直上突きトス:<br />
<youtube>P_fYVHXlIek</youtube><br />
<br />
<br />
ここでは、「直上突きトス」の力学モデルを考察し、なぜ、感じるのに有効なのかを説明します。図6に直上突きトスの力学モデルを示します。「手の平とそれに繋がったバネ」と、「膝のアクチュエータ(動力)」のみを考え、後は全部固まりだとします。図7に直上突きトスの動作の流れを示します。<br />
<br />
※アクチュエータに関しては、「足首」のみを考えた方がスムーズに動作を実施できる場合もあるようです。<br />
'''[http://volleypedia-jp.org/mediawiki/index.php/%E5%8D%94%E8%AD%B0%E9%A0%85%E7%9B%AE_%E8%AD%B0%E8%AB%96:%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%91%E3%82%B9%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E5%8A%9B%E3%82%92%E8%B2%A0%E8%8D%B7%E3%81%99%E3%82%8B%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0 こちらも読んでください]'''<br />
<br />
<br />
{| class="wikitable" align="center"<br />
| [[ファイル:Timing_of_overpass_06_tsuki_toss_model.png|480px]]<br />
|-<br />
| | '''図6 直上突きトスの力学モデル'''<br />
|}<br />
<br />
<br />
{| class="wikitable" align="center"<br />
| [[ファイル:Timing_of_overpass_07_tsuki_toss_flow.png|640px]]<br />
|-<br />
| | '''図7 直上突きトスの動作の流れ'''<br />
|}<br />
<br />
<br />
図7において、バネは伸びるときにエネルギを蓄え、縮むときにエネルギを開放するように設定しています(人間の腱と同様にしています)。<br />
* ①、➁ボールが落下してきます。<br />
* ③ボールにたいして身体ごと向かっていき、ボールと手が接触します。ボールの勢いと身体の勢いでバネが伸び始めます。<br />
* ④身体とボールの勢いによるバネの伸びが最大に達し、ボールが停止します。<br />
* ⑤バネが縮むのに合わせて思い切り床を蹴り、身体全体を「棒」のような状態にすることでボールを突き上げます。<br />
* ⑥ボールが手から離れても、身体全体で突き上げきります(フォロースルー)。<br />
<br />
バネが縮む瞬間にあわせて、タイミングよく膝(あるいは、足首)でボールの勢いを加えることで、ほとんど力を使わなくても簡単にボールは飛びます。このタイミングをつかんでしまえば、「突いている」に近い感覚の動作でも、外から見ると、手の平でキャッチ&スローしているように見えるはずです。<br />
<br />
<br />
<br />
== 「キャッチ&スロー」と「オーバーハンドパス」 ==<br />
<br />
<br />
「キャッチ&スロー(主に筋力を用いた動作)」と「オーバーハンドパス(バネ弾性を利用した動作)」は、根本的な力学現象が異なります。詳しくは、[[協議項目:「キャッチ&スロー」と「オーバーハンド・パス」の区別について]]を参照ください。指導として、「持つイメージ」から行うのも否定はしませんが、それだけでは、最適な状態に到達できないと考えられます。<br />
<br />
<br />
「突くイメージ」⇔「持つイメージ」<br />
<br />
<br />
「直上持ちトス」⇔「直上突きトス」<br />
<br />
<br />
を繰り返せば、バネ弾性を利用して、あまり力を使わずにボールが飛ぶポイントが見つかるはずです。初期段階で、この最適なポイントを感じることができれば、身体全体を用いた異なる状況下でも、「最適なオーバーハンドパス」を感じる、試行錯誤して探索すことができると考えられ、その後の動作習得をスムーズにできると思われます。<br />
<br />
<br />
<br />
注意していただきたいのは、「持つ」も「突く」も腕だけを用いて実現することが可能であることです。初期段階で「持ちパス」のみだけをトレーニングすると床反力を感じることが非常に難しいです。これが大人になっても腕力だけを用いたオーバーハンドパスしか実施できない状態になる原因であると考えられます。また、初期段階での「突きトス」による突き指の危険性を懸念される方もおられますが、「持ちパス」で強引に遠くへ飛ばすことを繰り返すのも、無駄な力を使い過ぎることになりますので、怪我のリスクは少なくないと考えます。初期段階で如何にスムーズに「最適なオーバーハンドパス」を感じさせてあげられるかが重要だと思われます。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
== 適切なボールの「重さ」について ==<br />
<br />
身体能力が低い、技術が未熟な場合(子供や初心者など)、導入で軽いボールを使うことも有効ですが、ボールを軽くすることで感じることができない事象も存在すると考えられます。重い、軽いは、個人によって様々であり、下記のような特徴があると思われます。<br />
<br />
<br />
軽いボール<br />
* バネ反力を感じるのが難しい。<br />
* 床反力を感じるのが難しい。<br />
* 比較的安全に「突く(イメージの)」動作ができる。<br />
* 比較的簡単にボールを飛ばせる。<br />
<br />
<br />
<br />
重いボール<br />
* バネ反力を感じるのが簡単である。<br />
* 床反力を感じるのが簡単である。<br />
* 遠くにボールを飛ばすのが難しい。<br />
* 突き指(過伸展)の危険性が大きい。それゆえ、ボールの速度が上がりすぎないような工夫が必要である。<br />
<br />
<br />
<br />
トレーニングを組み立てるときは、これらのことを留意し、多様な環境を準備する必要があると考えられます。<br />
<br />
== 外部リンク ==<br />
* [http://jsvr.org/ バレーボール学会]<br />
* [http://blogs.yahoo.co.jp/taknunomura/39082058.html 突きトスが初心者になんで良いか(『Tのブログ』より)]<br />
* [http://togetter.com/li/793732 オーバーハンド・パスにおける「動作原理」を踏まえた、実際の初心者段階における指導方法について #vabotter(Togetter)]</div>
Yasunari mimura