「固定項目:オープン攻撃」の版間の差分

提供: e-Volleypedia(eバレーペディア)
移動: 案内検索
行7: 行7:
 
ネットの両端に付けられているサイド・マーカー(アンテナ)がルール化される以前には、サイド・ラインより外側の「開放された」空間からアタックを繰り出すことができたため、こうしたアタックをオープン攻撃と呼びました。
 
ネットの両端に付けられているサイド・マーカー(アンテナ)がルール化される以前には、サイド・ラインより外側の「開放された」空間からアタックを繰り出すことができたため、こうしたアタックをオープン攻撃と呼びました。
  
セットされたことを確認してから助走動作を開始しても、十分に問に合うくらいに高い軌道のセット(ハイ・セット)が用いられ、サード・テンポの代表です。
+
セットされたことを確認してから助走動作を開始しても、十分に問に合うくらいに高い軌道のセット([[固定項目:ハイ・セット|ハイ・セット]])が用いられ、[[固定項目:サード・テンポ(テンポ3)|サード・テンポ]]の代表です。
  
 
オープン攻撃の特徴は、セッターがアタッカーの助走に合わせてセットするわけではなく、アタッカーがセット軌道に合わせて助走するわけでもないという点です。
 
オープン攻撃の特徴は、セッターがアタッカーの助走に合わせてセットするわけではなく、アタッカーがセット軌道に合わせて助走するわけでもないという点です。
 
初心者段階においては、セッターとアタッカーのタイミング調整が難しいため、この攻撃が多用されます。
 
初心者段階においては、セッターとアタッカーのタイミング調整が難しいため、この攻撃が多用されます。
またトップ・レベルにおいても、ラリー中に攻撃参加できるアタッカーが限られる場面で、そのアタッカーの攻撃力を最大限に発揮させるために利用されます。
+
またトップ・レベルにおいても、[[固定項目:ラリー|ラリー]]中に攻撃参加できるアタッカーが限られる場面で、そのアタッカーの攻撃力を最大限に発揮させるために利用されます。
  
  
 
'''関連語''':[[固定項目:サード・テンポ(テンポ3)|サード・テンポ]]、[[固定項目:ハイ・セット|ハイ・セット]]、[[固定項目:二段トス|二段トス]]
 
'''関連語''':[[固定項目:サード・テンポ(テンポ3)|サード・テンポ]]、[[固定項目:ハイ・セット|ハイ・セット]]、[[固定項目:二段トス|二段トス]]

2014年8月23日 (土) 17:17時点における版

バレーボール用語

   オープン攻撃    -- 該当する英語なし --   




(主に両サイドの)前衛アタッカーに向かって十分に高い軌道のセットを上げ、時間的余裕を持たせて打たせるアタック


「オープン」には「開放された」という意味があります。 ネットの両端に付けられているサイド・マーカー(アンテナ)がルール化される以前には、サイド・ラインより外側の「開放された」空間からアタックを繰り出すことができたため、こうしたアタックをオープン攻撃と呼びました。

セットされたことを確認してから助走動作を開始しても、十分に問に合うくらいに高い軌道のセット(ハイ・セット)が用いられ、サード・テンポの代表です。

オープン攻撃の特徴は、セッターがアタッカーの助走に合わせてセットするわけではなく、アタッカーがセット軌道に合わせて助走するわけでもないという点です。 初心者段階においては、セッターとアタッカーのタイミング調整が難しいため、この攻撃が多用されます。 またトップ・レベルにおいても、ラリー中に攻撃参加できるアタッカーが限られる場面で、そのアタッカーの攻撃力を最大限に発揮させるために利用されます。


関連語サード・テンポハイ・セット二段トス