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レセプション
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 レセプションは、[[固定項目:レシーブ|レシーブ]]の中でも相手チームのサーブを受ける動作に限って使用される用語です。また、サーブを受ける場面や状態を示す用語として使用されることもあります。レセプションが[[固定項目:レシーブ|レシーブ]]という動詞の名詞形であることを考えると、[[固定項目:レシーブ|レシーブ]]という用語がサーブを受ける動作を語源としていることがわかりますが、現在の日本では[[固定項目:レシーブ|レシーブ]]という用語にレセプションと[[固定項目:ディグ|ディグ]]の両方を含んでいます。
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 サーブを受ける動作を表す用語は多数あります。「サーブ・レシーブ」はサーブを受ける動作そのものを表していて、最もよく使われている用語であり、世界的にも通用する単語です。また、アメリカでは「パッシング(passing)」という用語を使うこともあり、その場合、パッシングをするプレーヤーを「パッサー(passer)」と呼びます。
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 一方、国内の男子バレーでよく使われる「サーブ・カット」は、サーブの威力を軽減するためにボールを受ける瞬間に腕を微妙にスライドさせてボールを切るような動きで勢いを抑えたり、あるいはボールを逆回転させて飛びすぎを防いだところから出てきた用語といわれています。また[[固定項目:和製英語「サーブ・キャッチ」「サーブ・カット」にサヨナラしよう(COLUMN)|コラム『和製英語「サーブ・キャッチ」「サーブ・カット」にサヨナラしよう』]]にある通り、連続失点を〝カット〟するという気持ちから出たという説もあり、その謂れは諸説あるようです。単に「カット」とも呼ばれます。
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 さらに、女子バレーで使われる「サーブ・キャッチ」という用語ですが、その語源はサーブ・カット同様に諸説あります。最も説得力のありそうなものは、女子選手の場合は腕を振り回す動作を抑えきれないために、腕を固定してボールを受け止めるイメージでサーブを受けさせたために、「受け止める(つかまえる)=キャッチ」という用語を当てはめたという説です。単に「キャッチ」とも呼ばれますが、その場合はアクセントが〝チ〟にあります。
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'''同義語''':サーブ・レシーブ
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[[固定項目:「キャッチ」と「レセプション」をめぐる議論(NOTE)|固定項目:「キャッチ」と「レセプション」をめぐる議論]]

2014年10月16日 (木) 11:07時点における最新版

バレーボール用語

   レセプション    -- SERVE RECEIVE, RECEPTION --   




相手チームのサーブを受ける動作

 レセプションは、レシーブの中でも相手チームのサーブを受ける動作に限って使用される用語です。また、サーブを受ける場面や状態を示す用語として使用されることもあります。レセプションがレシーブという動詞の名詞形であることを考えると、レシーブという用語がサーブを受ける動作を語源としていることがわかりますが、現在の日本ではレシーブという用語にレセプションとディグの両方を含んでいます。

 サーブを受ける動作を表す用語は多数あります。「サーブ・レシーブ」はサーブを受ける動作そのものを表していて、最もよく使われている用語であり、世界的にも通用する単語です。また、アメリカでは「パッシング(passing)」という用語を使うこともあり、その場合、パッシングをするプレーヤーを「パッサー(passer)」と呼びます。

 一方、国内の男子バレーでよく使われる「サーブ・カット」は、サーブの威力を軽減するためにボールを受ける瞬間に腕を微妙にスライドさせてボールを切るような動きで勢いを抑えたり、あるいはボールを逆回転させて飛びすぎを防いだところから出てきた用語といわれています。またコラム『和製英語「サーブ・キャッチ」「サーブ・カット」にサヨナラしよう』にある通り、連続失点を〝カット〟するという気持ちから出たという説もあり、その謂れは諸説あるようです。単に「カット」とも呼ばれます。

 さらに、女子バレーで使われる「サーブ・キャッチ」という用語ですが、その語源はサーブ・カット同様に諸説あります。最も説得力のありそうなものは、女子選手の場合は腕を振り回す動作を抑えきれないために、腕を固定してボールを受け止めるイメージでサーブを受けさせたために、「受け止める(つかまえる)=キャッチ」という用語を当てはめたという説です。単に「キャッチ」とも呼ばれますが、その場合はアクセントが〝チ〟にあります。


同義語:サーブ・レシーブ


NOTE

固定項目:「キャッチ」と「レセプション」をめぐる議論