「固定項目 議論:シンクロ攻撃」の版間の差分

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(【シンクロ攻撃】という命名についての議論)
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このアタック戦術の本質はむしろ、ブロッカーの人数よりも多いアタッカーが、それぞれ別々のスロットから「一斉に攻撃を仕掛けてくる」ために、ブロッカーの[[協議項目:選択反応時間|選択反応時間]]が長く必要になって、「どこから打ってこられるか? 迷ってしまう」というところにあります。テロを連想させる、という理由で敬遠されがちですが、私はやはり【同時多発位置差攻撃】を推したいと思います。『ハイキュー!!』でもこの用語が採用されています。--[[利用者:Toshiki watanabe|Toshiki watanabe]] ([[利用者・トーク:Toshiki watanabe|トーク]]) 2014年8月24日 (日) 00:31 (JST)
 
このアタック戦術の本質はむしろ、ブロッカーの人数よりも多いアタッカーが、それぞれ別々のスロットから「一斉に攻撃を仕掛けてくる」ために、ブロッカーの[[協議項目:選択反応時間|選択反応時間]]が長く必要になって、「どこから打ってこられるか? 迷ってしまう」というところにあります。テロを連想させる、という理由で敬遠されがちですが、私はやはり【同時多発位置差攻撃】を推したいと思います。『ハイキュー!!』でもこの用語が採用されています。--[[利用者:Toshiki watanabe|Toshiki watanabe]] ([[利用者・トーク:Toshiki watanabe|トーク]]) 2014年8月24日 (日) 00:31 (JST)
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TwitterなどのSNSを見ていると、MBがマイナス・テンポであったり助走動作が異なるスロットから行われていないものなど、定義に当てはまらないものでも【シンクロ攻撃】として認識されてしまっていることがあります。こうしたことが起こるのは、きちんと定義が認識されていないということもあるとは思いますが、そういった場合でも「シンクロして見える」からだと思います。【シンクロ攻撃】というように「シンクロ」という言葉を用いると、定義とは違うものもシンクロ攻撃だと認識されてしまうのではないでしょうか。
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現在の【シンクロ攻撃】の定義は複数の要素(数的優位性、スロット差、狭義のファースト・テンポ)を含んでいます。このようなものの造語を考えるとき、それらの要素を字面から連想させるような【同時多発位置差攻撃】の方が、私は適していると思います。
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このような理由から【同時多発位置差攻撃】を推したいと思います。--[[利用者:Kenta momose|Kenta momose]] ([[利用者・トーク:Kenta momose|トーク]]) 2015年3月19日 (木) 21:46 (JST)

2015年3月19日 (木) 21:46時点における版

【シンクロ攻撃】という命名についての議論

【シンクロ攻撃】という、命名そのものをもう一度、考え直す必要があると思います。

「シンクロ」という言葉の拠り所の1つが、2010年の世界選手権直後のFIVBのテクニカル委員会による報告 であり、この中で

・Hitters have a rapid start-up and the approach of all the hitters is well synchronized, so attack combinations look like a fast 'wave'.

という表現が登場します。つまり、世界の男子トップ・レベルにおけるアタック戦術のトレンドを「第三者目線で」見た表現が "the approach of all the hitters is well syncronized" であって、コート上の選手たちは、助走動作を「シンクロさせようと」しているわけではありません。各アタッカーが、自身の持ち味を最大限に発揮させて、アタッカーの個人技で相手のブロッカーと勝負しようとする、アタッカーが主役(attacker 1st)のコンセプトで助走した結果、助走動作が「シンクロして見える」ということだと思います。

このアタック戦術の本質はむしろ、ブロッカーの人数よりも多いアタッカーが、それぞれ別々のスロットから「一斉に攻撃を仕掛けてくる」ために、ブロッカーの選択反応時間が長く必要になって、「どこから打ってこられるか? 迷ってしまう」というところにあります。テロを連想させる、という理由で敬遠されがちですが、私はやはり【同時多発位置差攻撃】を推したいと思います。『ハイキュー!!』でもこの用語が採用されています。--Toshiki watanabe (トーク) 2014年8月24日 (日) 00:31 (JST)

TwitterなどのSNSを見ていると、MBがマイナス・テンポであったり助走動作が異なるスロットから行われていないものなど、定義に当てはまらないものでも【シンクロ攻撃】として認識されてしまっていることがあります。こうしたことが起こるのは、きちんと定義が認識されていないということもあるとは思いますが、そういった場合でも「シンクロして見える」からだと思います。【シンクロ攻撃】というように「シンクロ」という言葉を用いると、定義とは違うものもシンクロ攻撃だと認識されてしまうのではないでしょうか。 現在の【シンクロ攻撃】の定義は複数の要素(数的優位性、スロット差、狭義のファースト・テンポ)を含んでいます。このようなものの造語を考えるとき、それらの要素を字面から連想させるような【同時多発位置差攻撃】の方が、私は適していると思います。 このような理由から【同時多発位置差攻撃】を推したいと思います。--Kenta momose (トーク) 2015年3月19日 (木) 21:46 (JST)