「固定項目:パイプ攻撃」の版間の差分

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2014年10月1日 (水) 22:18時点における最新版

バレーボール用語

   パイプ攻撃    -- PIPE --   




セッター位置に近接するスロットから打つセカンド・テンポのバック・アタック


 セッター位置に近接するスロット(主にスロット1)から打つセカンド・テンポバック・アタックは、意外と古くにまでその歴史をさかのぼり、男子では遅くとも1980年代、女子でも1990年代前半には国際舞台で登場しています。

 しかし「パイプ攻撃」の名を世に知らしめたのは、1992年のバルセロナ・オリンピックで優勝したブラジル男子ナショナル・チームでしょう。当時のブラジルが繰り出したパイプ攻撃は、前衛の複数のアタッカーがおとりとなって、セッター位置に近接するスロットならびにスロット5の位置へファースト・テンポの助走で入り、スブレッド・シフトで対応せざるを得なくなった相手のブロッカー陣を、まるで翻弄するかのようにセカンド・テンポバック・アタックを繰り出すという、組織的なアタック戦術だったからです。あくまで、前衛アタッカーのファースト・テンポおとりとした時間差攻撃であり、その意味で「速攻おとりに入る前衛のアタッカーと同じスロットから」攻撃するのが効果的で、速攻として最も多用されるAクイックと同じスロット1の位置から、攻撃を仕掛けるのが基本となります。

 日本ではまだスロットテンポの概念が十分に浸透していないため、センター付近から打つバック・アタックは、速攻おとりに入る前衛のアタッカーとの位置関係や繰り出すコンセプトがどうであれ、全て「パイプ攻撃」とテレビ中継などでは表現されています。


関連語時間差攻撃ビック(bick)


NOTE

固定項目:コートを真っ二つに割るような攻撃、それがパイプ